山口旅行

Day1

山口県に行ってきました。もちろんGOTO使って。感染がどうのこうの言われてるけど、独りでレンタカー使って観光してる分には感染とは縁遠いと思うんだよね。ここでも縁遠いとか悲しすぎる(笑)

石見空港スタートで反時計周りに山口県を一周してやろうという計画。朝一の飛行機で到着したのが朝10時。そこから弾丸スタート!

まず行ったのは萩!絶対的に外せない観光地。でも思ったより広かったので駆け足で

松下村塾って知ってる?吉田松陰先生が開いた学校という認識でいいのかな?幕末から明治維新期の歴史、苦手なんだよねー。でもしっかりと松下村塾が残っていて、吉田松陰を祀った松陰神社の中に全てが取り込まれている…高杉晋作も萩なんだよね?違ったっけ?

萩の城下町も見に行きました。結構古い街並みが残っていて、興奮。夏みかんも有名ということで、そこらじゅうに夏みかんがなっている。高杉晋作銅像久坂玄瑞銅像があったり。山口県銅像が好きみたいで、そこら中に銅像があるから有名なのかどうかわからん(笑)久坂玄瑞ってちなみに何した人だっけ?

今回の旅を計画した目的地。元乃隅神社へ。日本で見るべき景色に選ばれた有名な映えスポット。車がないとたどり着けない難所。途中の道は狭くクネクネなのに、神社前には超きれいな駐車場。現地の経済も支えているんですなあ。

もちろん映えスポットだけあって、すげえきれいだし、絶景だと思う。謎なコロナ対策はいっぱいしてたけど、素晴らしい場所だと思う。鳥居が並ぶ神社は数あれど、海際からずっと連なっているのはやはりすごい。苦労して行く価値はあると思うな

海の中を道路が突っ切ると言えば沖縄とかを思い出す人が多いと思うけど、ここ角島大橋もその中のひとつ。山口県に来てみて思ったけど、海が意外に青いんですよ。沖縄みたいな青さ。そんなに暑くないのに。いい景色だけど、やっぱりこういうのは天気に左右されちゃうね…天気が良い時にまた来てみたいです

石見空港から日本海に沿って山口県を西へと進むと辿り着くのは下関市。見るものも多いので、ここで宿泊。名物の瓦そばを食べることに調べてみたら元祖の店は宿から遠く、最寄りの店が関門海峡の向こう側の門司港にあるとのことで、電車で門司港へ。終着駅って感じでいいよね。まるで銀河鉄道999みたいな感じ。わからんねーだろうなあ。街自体もすごくきれいなところでした

肝心の瓦そばは瓦の上にそばと肉と卵とレモンともみじおろし。瓦が熱いのでだんだんとそばがパリパリになってくるやつ。それをそばつゆで食べる。どうやらかなり昔からの食べ物らしい

一人前頼もうとしたら、一人前で大丈夫ですか?とか言うわけよ。そう言われたら二人前食べるしかないじゃん(笑)量的にはちょうど良い量でした。さすが店員さん。味はうーん。美味しいけど表現しにくい(笑)焼きそばでもないしなあー。語彙力がなさすぎて申し訳ない

 


Day2

朝から早起きしてチェックアウト!目指すところは唐戸市場。朝から市場で食べるものといえば決まってるじゃないですかー。ふぐですよ、ふぐ。下関ではふくと呼ぶんですが、市場の食堂で2000円でフグ刺しと唐揚げのセットを食べられると言うので朝メシとして食べに行きました。激混みするとの事前情報から6時半くらいに行ったんだけど、ギリギリ待たずに座れました

初めてのふぐの味は…よくわからん(笑)唐揚げは鶏肉と魚の間のようなプリプリの食感で肉厚で美味しい。刺しのほうがよくわからんかった。味音痴だからか、いっぺんにいっぱい食べなかったからか、わからないけど、今ひとつピンと来ませんでした。ふぐの美味しさ、今度誰か教えてください

下関って壇ノ浦だって知ってた?いや、壇ノ浦を知らない?平安末期、源氏と平家の戦いの終焉の地ですよ。8歳の安徳帝八咫鏡と共に関門海峡に沈んで平家の時代に幕が下りるやつです。知らないですよね(笑)とにかく古戦場跡に行ってきました。潮の流れ早いし、こんなところに飛び込んだらと思うと…。安徳天皇を祀る神社もあり、平家の人たちの墓もあり、平家物語といえばの耳なし芳一の像もあり、盛りだくさんの壇ノ浦でした

関門海峡って渡ったことありますか?俺は高校の修学旅行の時に新幹線でピャーッと通って以来、前日の普通電車での海峡越えだったんだけど、関門海峡って電車のトンネル2つ、道路のトンネル1つ、それと歩行者用トンネルもあるんです!

なので、渡らないわけにはいかないと渡ってきました。県境まで(笑)意外に遠くなく、無料だし、潜るまでエレベーターだし。ぜひぜひ一度行ってみてください。土曜日の朝だったこともあってウォーキングしてる人、いっぱいいました

 


そこから長府へ。長門の国の国府があった場所って意味だよね、きっと。毛利家由来の屋敷見てきました。お屋敷で紅葉見つつ、のんびりしてきました。ここには明治天皇も泊まったことがある由緒正しい場所で、その部屋の縁側で座ってきました。大きな庭園とお屋敷とか掃除が大変だったろうなあ(笑)

 


山口県が誇る観光名所といえば秋芳洞!しゅうほうどうって読むと思ってたんだけど、現地ではあきよしどうって書いてあったし言ってました。とにかくデカい鍾乳洞ってことです。中は思ったより寒くなくて、変わった形の石がいっぱいありました。スケールでかいわな、とにかく

秋芳洞といえば秋吉台もセットで。石灰岩の大地の地下に出来た鍾乳洞が秋芳洞で、地上部分が秋吉台ってことだね。ボコボコと奇岩が飛び出してました。時期的に周囲の草の背が高く、見えにくいところはあったけど、5000万年前の珊瑚が元になってると聞いて、地球ってすげえなあと。どうしたら海がこんななっちゃうゆだ?(笑)

正直、もう歩きずくめで足はパンパンだったので、ホテルでのんびりしたかったんだけど、まだチェックインまで時間があったので防府へ。周防の国府があったところだよね?そこの有名な防府天満宮に。日本に3大天満宮の中で1番最初にできたところ。…最初だからどうってわけじゃないんだけど、頭が良くなるようお参りしてきました

2日目の宿は湯田温泉に。山口市にある温泉。女将劇場をやってる宿に泊まりたかったんだけど、いっぱいだったので別の宿に。屋上の露天風呂温泉、何時に行っても貸切だったので、まあそれはそれで良かったかな。女将劇場はまた次回の山口訪問時での楽しみとしてとっておきます

 


Day3

温泉入りまくって疲れもだいぶ取れ、さらに元々の予定よりもゆっくり目に出発。まずは瑠璃光寺に。国宝の五重塔があり、西の京、山口のシンボル的な寺院。すごくきれいに整備されていて、建立した大内氏の京都への憧れを感じました。街並みも碁盤の目のようになっていて、ちょっと道が狭いのが走りにくいけど、風情があります

最後に向かったのは津和野。もう山口県ではないんだけど萩とセットで言われる観光地。津和野城を中心とした城下町。小京都と言われる町のひとつ。城はもうないんだけど、石垣は残ってるし、元本丸からの景色は良いと聞いていたので、登りました。途中までリフトだから余裕かと思ったら、キツいキツい。また汗だくに(笑)

 


景色は最高に良かったです!

 


殿町と呼ばれる武家屋敷があったあたりも散策したけど見たかったカトリック教会が工事中でガッカリ。でも水がきれいな、風情のある街並みでした

 


太皷谷稲成神社ってのが津和野の有名な神社で、また稲荷なんです。山ほどの鳥居のある山道を登って参拝してきました。山道ばかりで命削られる思いでしたが、太鼓の音と祈祷の声で命、吹き返しました(笑)

 


今回で山口県の行きたいところ全て制覇してやろうと思ってたけど、今回は行かなくて良かったかなと思います。また次回以降の楽しみとして錦帯橋岩国城、女将劇場をとっておきます(笑)